あんまり意味ないかもですが、ファイル容量の計算ができれば、テクスチャの解像度とファイルサイズから、何で圧縮されているかの見当がつきます。DXTCはエンコードの仕組み上、JPEGと違って同じ解像度のテクスチャなら、ファイルサイズが画像に左右されず固定です。このことから、ファイルサイズと解像度で、圧縮方式の予想ができます。
新しいテクスチャ入れた時に、適切に圧縮されているかどうかの判断材料にはなるかも。
bitmap画像の容量
DXTの説明のときの使い回しですが。もしこの4x4ピクセルがただのbitmapだった場合、1ピクセル24bitで16ピクセルあるので、
24bitx16pixel=384bit=48byte
になります。
同様に1kx1kのbitmapであれば、
24bitx(1024x1024)pixel=24bitx1Mbyte=3MB
です。
1Kテクスチャの容量
1kテクスチャを考えます。2kや4k、1kx512等は1kから面積比で計算できます。
R8G8B8であれば、画像としては圧縮されていないので、bitmapと同じ3MBです。アルファチャネルがあればA8が増えるので4MB。ミップマップが入れば33.3%増量で約5.3MBになります。DXT1は1/8(アルファ無し)、DXT5は1/4(アルファ有り)の容量になります。
よってPCで表示される容量は、
1kx1kテクスチャのPC上でのファイルサイズ
mipmap有り
R8G8B8A8 5,462KB
R8G8B8 4,097KB
DXT5 1,366KB
DXT1 683KB
mipmap無し
R8G8B8A8 4,097KB
R8G8B8 3,073KB
DXT5 1,025KB
DXT1 513KB
2Kであれば4倍、4kであれば16倍です。
1kx512なら1/2、2kx1kなら2倍。
ミップマップ無しR8G8B8A8とミップマップ有りR8G8B8が同じなので、微妙っちゃ微妙ですが。
まあ、何かの参考にどうぞ。
フォーマットやミップマップの話は過去記事に入ってます。(メッシュとテクスチャのカテゴリ)