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Skyrim箱庭DIY

MODによる固有の環境不具合は自分で直して快適ゲーム。CTDにさようなら。Do It Yourself!!

Skyrimにおける装備スロット競合の修正実例



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装備スロットが被るアイテムを共存させるために、実例を試してみます。今回も1stepごとの手順説明は無いです(比較的多いですが)。

Osare Mufflerと、UNP Jewelry Variantsのイヤリングを例にします。両方とも装備スロット45を使っているため、そのままでは共存できません。フリースロット45番の定義は「neck」なので、Osare Mufflerが正しいとは思うのですが、いかんせんイヤリングは数が膨大で修正が非常に厳しいので、多少不本意な気もしますが、Osare Mufflerの装備スロットを変更してみることにします。

CKは今回は使いません。TES5Editでespを修正、Nifskopeでメッシュを修正します(.nifのファイル)。espからでもメッシュからでも、どちらからでもOKですが、ここではespから先にやっていきます。

装備スロットとArmor Addonについての話はすでにしておりますので、何それ?という人は、そちらの記事から読んでみてください。

とりあえず実例を見たい、という人はこのまま読んじゃってください。意味判らなかったら過去記事を。構造を理解できればどんな装備でも自分で変更できるようになるので、一度読むことをお勧めします。長いですが。

過去記事はこちら

最初に競合状態をチェックしてみる

MoonstoneEarrings with RubiesとMufflerCheckWhiteです。長いので以下EarringsとMufflerとします。上のSSの通り両方ともスロット45なので、このままでは排他使用になります。スロット表示をしているのはSkyUIのプラグインです。「SkyUI show armor slots」でグーグル先生に聞いてみてください。

インベントリでの装備競合確認

 

下のSSはマフラーをつけています。この状態でイヤリングをつけると、マフラーが外れてしまいます。45番で競合しているからですね。という訳で、まずはespから直していきましょう。

OsareMufflerだけ装備している

過去のスロットとAAの記事ではCKを使いました。色々とリスト化されてて都合がよかったのですが、今回は修正箇所が分っていると思いますので、TES5Editでやります。

今回もespを直接書き換えちゃいます。互換パッチの方がいいかもしれません。各個人で判断願います。

作業対象の装備を着ている場合は、外したSAVEDATAを作ることをお勧めします

 

TES5Editの使い方に関しては別記事参照してください。

 

TES5Editでスロットとアーマーアドオンを修正する

装備スロットを修正する

Osare Muffler.espのArmorの中から、「Muffler Check White」を探します。SS内、カーソルで反転してる所です。

右窓の項目「BODT」に、使っている装備スロットが設定されてます。赤枠で囲んだ「45 Unnamed」、これがMufflerの装備スロットです。とりあえず今回は60番に変更することにします。

OsareMufflerスロット確認

※他の装備でも使っていないスロットを選ばないと、今度は別の装備と競合することになりますので、スロット番号選びは慎重に行ってください。

 

60番に書き換えました。これでスロットは終了です。次はAAに行きます。どれがこの装備のAAなんだ?というのは、すこし下の方を見てみると分ります。

OsareMufflerスロット変更

 

 Armatureの項目に、「OsareMufflerChecckWhiteAa」があります。ARMA:01000db3が目的のAAです。

OsareMufflerAAアドレス確認

 

 ※こうやって紐付けされている他のオブジェクトのリンクを辿っていくことで、何をしているか分らないespだったとしても、構造の全体像を少しづつ把握していくことができます。

 

アーマーアドオン(Armor Addon)を修正する

目的のAAです。装備スロットと同様に、45番から60番に変更します。今回は単にスロット番号だけの問題なので、Priorityや他の値は変える必要がありません。

OsareMufflerAA

 

AAも60になりました。これでespの作業は終了です。閉じて保存しちゃいましょう。

次はメッシュの変更をします。

OsareMufflerAA変更

 

Nifskopeでメッシュファイル(.nif)を修正する

なんでメッシュファイルを修正する必要がある?

 まず、なんでメッシュファイルの修正が必要なの?という話です。メッシュファイルというのは単なる粘土の塊ではなく、動きに合わせて変形するウェイトという情報もはいってるんだよ!ということは過去記事で書きました。でも、実際はそれだけではなく、もっと色々な情報が入っています。テクスチャの指定も入ってますし、反射等、質感に関わるマテリアル情報とか。そんな中で、このメッシュはどこのスロットに使うんだ?というスロット番号がメッシュファイルの中にも書かれています。なのでそれを書き換えます。別にメッシュの形状を触る訳ではありませんので安心してください。

前の記事でAAの説明をするのに作った、鎧の上から筋肉を着る「王様リング」のときは、メッシュファイルを触りませんでした。これは、「胴は32番である」という割付け自体は変更していないからです。ですが今回は、「マフラーは45番である」という割付けを変更するので、メッシュファイルの修正が必要になります。

 

Nifskopeでメッシュファイルのスロット番号を変更する

という訳でやってみます。SSではMuffler_1.nifで説明します。実際の作業はMuffler_0にも同じことをしてください

Nifskopeで開いてみたところです。上に窓にマフラーのメッシュファイルのルート階層が表示されています。

OsareMufflerのメッシュ

 

階層を1個降りると、4つ子ノードがあります。

NiTriStripsData:頂点情報とか各種座標等。

BSDismemberSkinInstance:ボーンとかパーティションとか。ここを触ります

BSLightingShadeProperty:テクスチャ指定とかマテリアルとか。

NiAlphaProperty:半透明等の透過に使う設定。

OsareMufflerPartition確認

BSDismemberSkinInstanceのBlock Details(下の窓)を見ます。階層そのままでいいです。

SSの下の窓の一番下に、「Partitions」がありますので、そこの階層降りていきます。「Body Part」という項目、「45」って数字見えますね。メッシュに設定されているPartition番号です。これをAAと合わせます。

 

espでAA60番に変更したので、「60」にします。全部消して、ただ60って入れるだけでいいです。勝手に設定してくれます。

OsareMufflerPartition変更

これで終わりです。セーブしちゃいましょう。バックアップは忘れずに。あとは同じことをMuffler_0.nifに対しても実施します

 

Skyrimを起動してスロット番号を確認してみる

ゲームのインベントリです。Mufflerのスロットが60になっています。注意として、装備しっぱなしのアイテムを書き換えた場合、グラフィックが表示されませんので、一度装備し直して下さい。正常に表示されます。されない場合はどこか間違ってますので確認してください。

Skyrimインベントリ上でのスロット変更確認

※基本的に装備品に修正を入れるときは、装備を外したセーブデータを作ってから実行するようにした方がいいです。例えばHP+50のエンチャント装備から、HP+50を削除する場合。装備しっぱなしのセーブデータだと、この+50がキャラクタについたままになります。装備自体にはもうHP+50効果が無くなっているので、装備を外しても消えません。

スロット45と60になったので、EarringsとMufllerの共存ができるようになりました。

以上で終了です。

 OsareMufflerとUNPJewelyのイヤリング共存

 

こんなかんじで他の競合装備に関しても同じことすれば共存できます。例外として、Nifskopeで覗いたときに、「BSDismemberSkinInstance」の代わりに「NiSkinInstance」だった場合は、Nifskopeでの作業は要りません。

 

おつかれさまでした。

 

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